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SBS 『新妓生伝』最終回、自己最高28.3% [【とっても気になる ドラマ】]



◆ SBS『新妓生伝』最終回、自己最高28.3% ◆

【朝鮮日報  2011/07/18 10:47:26】
 
 SBSの週末ドラマ『新妓生伝』は最終回で自己最高視聴率を更新した。

 17日に放送された『新妓生伝』最終回は視聴率28.3%(18日、AGBニールセン・メディアリサーチ調べ)だった。これは、16日に記録した自己最高視聴率26.5%を上回る数字だ。

 『新妓生伝』は10%前半という低視聴率でスタート、放送中もさまざまな論議を呼んだ。しかし、最終回で20%台後半という高視聴率を記録、脚本家イム・ソンハンの底力を見せた。

 『新妓生伝』の後続には、キム・ソナ、イ・ドンウク、オム・ギジュン、ソ・ヒョリムが出演する『女の香り』が23日にスタートする。

キム・ヨンファン記者 STARNEWS/朝鮮日報日本語版




◆ インタビュー:『新妓生伝』のシンデレラ、イム・スヒャン ◆

(上) 2011/08/07 07:07:14

「ドラマが過激? 世間には理解できないことがたくさんある」

批判浴びても視聴率25%突破

「『顔で笑って心で泣く演技』難しい…わたしの演技は100点満点で40点」

 
7月23日、ソウル市江南区清潭洞のカフェでポーズを取る『新妓生伝』のヒロイン、イム・スヒャン。「タン・サランの複雑な気持ちを演じるのはとても難しかったです。これからは映画や舞台にも出演したいですね」/写真=李鎮漢(イ・ジンハン)記者
【鄭智燮(チョン・ジソプ)記者】 とんでもない設定と過激な展開に対する批判という「ノイズ・マーケティング」でドラマ視聴率が跳ね上がり、シンデレラが誕生する。脚本家イム・ソンハンのドラマが踏んできた定石。「文句を言いながらもつい見てしまうドラマ」の典型だ。今年初めにスタートしたSBS『新妓生伝』も、こうした道を歩んできた。捨て子だった舞踊学科卒のヒロイン、タン・サランが、芙蓉閣という置屋で現代の妓生(キーセン=韓国の芸妓〈げいぎ〉)として生活、紆余(うよ)曲折を経て、恋人ア・ダモと結ばれ、二重にも三重にももつれた出生の秘密を解き明かしていくというストーリーだ。序盤は視聴率不振にあえいだが、最終回まで3週間という7月26日には、ついに25%を突破した。

 イム・ソンハンが脚本を手掛けたドラマの新たなシンデレラ、タン・サラン役のイム・スヒャン(21)に23日会った。イム・スヒャンは「『新妓生伝』は私のことを(世間に)知らしめてくれたありがたい作品。でも、私の演技は100点満点で40点。演技力が足りません」と語った。

-タン・サランだけでなく、ア・ダモ(ソンフン)、クム・ララ(ハン・ヘリン)といったメーンキャストが3人とも新人だったため、演技力論争がついて回った。

 「放送開始の6カ月前にオーディションで選ばれ、しっかりとしたシノプシス(ストーリーの流れ・あらすじ)をいただいていない状況で、3人で毎日死ぬほど練習しました。演出のソン・ムングォン先生は演技力に対する批判を予想していたようで、『君たちは敵が大勢できるだろう。味方は君たちしかいないのだから、結束しなさい』とアドバイスしてくださいました。同じ立場だったのですぐに仲良くなり、お互いにチェックをしているうちに少しは演技がましになったようです」

-「あり得ない設定・過激な展開」という批判からは脱することができていない。こじれにこじれたストーリーに共感できる?

 「すぐ次の回の内容も分からない状況で、1話分ずつ台本をいただいているため、そんなことを考える余裕もありませんでした。演技する側としては『過激』とは思いません。ドラマでなくても、世の中には理解できないことがたくさんありますから」

-自分自身が思うタン・サランの魅力は?

 「自分で見ても『本当に女ギツネだな』と思います。清純かれんな印象なのに、頭の回転は速い。冷静で控えめな姿勢を見せながら、時折そうでない面も垣間見るような…」


(下) 2011/08/07 07:07:22

-演技で一番つらかったのは?

 「お客さんの相手をするため、髪を結い上げた日。10シーンのうち、9シーンが泣く演技でした。髪を結いながら泣き、恋人ア・ダモが押しかけて来て大乱闘を繰り広げては一緒に大泣きし…力ががくんと抜けました。好きな人に自分が捨て子だったことを告白するシーンなど、ドラマではずっと笑顔を見せながら視聴者の皆さんを泣かせなければならない場面が多かったです。そうした難しいシーンも、やっているうちに感情移入できるようになりました」

-少しハスキーで落ち着いた声が独特だと言われているが。

 「タン・ラサンは意思ははっきりしていますが、自分を前に出そうとはしません。役をそう分析して、普通よりも低い声で演技したところ、反応が良かったんです。視聴者の皆さんは年輪や信頼を感じてくださったようです。それに、私ははっきり言って老け顔(笑)。そうしたところも(役に)合っていたようです」

-現代版「す巻き」、男の腹筋で洗濯するという想像シーン、そして終盤には謎の幽霊まで登場した。出演者は、こうした設定が奇妙だとは思わない?

 「『腹筋洗濯シーン』は本当に楽しい撮影でしたが、セクハラ論争に火が付き、少し戸惑いました。正直言って、そうした設定にする脚本家の先生の意図は分かりません。オーディションのときに一度お会いしたきりで、それからは全くお会いしていません。演技に関する指摘は、台本にメモを付けておいてくださいます。打ち上げパーティーでもお会いできなさそうです」

-先輩俳優たちにかなり助けられたと聞いているが。

 「イム・ヒョクさんは、同じ表記の単語で長音と短音を区別する方法を、キム・ヘジョンさんはまっすぐに歩く方法を教えてくださいました。ハン・ジニさんは、わたしの方がはるかに下の後輩なのに、ゆっくり休ませてくださいます。妓生を演じるときは、キム・ボヨンさんやキム・ヘソンさんが教えてくださいました」

-ドラマ以外でのイム・スヒャンはどんな人?

 「兄が2人いて、両親が年を取ってから生まれたのがわたしです。だからかわいがられました。中学1年のときに街でスカウトされ、芸能界に入ってからは、いつも女優を夢見てきました。家族は心強い応援団です。『韓流ブーム』に乗ったのか、中国にいる下の兄が、店にわたしのサイン入りポスターを張り、『タン・サランの兄貴だよ』と自慢したところ、ものすごい反響があったそうです」

-あこがれの俳優は?

 「外国人ではアル・パチーノさん、韓国ではキム・ヒエさんです。映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』で視覚障害者の役を演じたアル・パチーノさんのように、カリスマ的な俳優になりたい。どんな役もこなすキム・ヒエさんの演技力と女性的な魅力は本当にうらやましいですね。テレビ以外には、本格的な舞台や映画にも挑戦したいです」

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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