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ヒョンビンさん、白ニョン島第6旅団配置に決まる [【ちょっと気になる スター】]

 海兵隊司令部は18日、慶尚北道・浦項の海兵隊教育訓練団で新兵教育を受けている俳優のヒョンビンさんを、黄海最前線の白ニョン島に駐留する海兵隊第6旅団に専属配置すると明らかにした。


【YONHAPNEWS 2011/04/18 14:53】

 ヒョンビンさんは22日に新兵訓練を修了し、5日間の休暇を取った後、第6旅団に配置され、一般歩兵戦闘兵として服務する。

 海兵隊関係者は、ヒョンビンさんが一般戦闘兵として平凡に勤務することを望む国民の願いを前向きに反映したものだと説明した。

 当初海兵隊は、ヒョンビンさんを海兵隊司令部の募兵広報兵に配置する方針を示していた。

 しかし、インターネット上などで、「芸能人に対する特恵ではないか」との声が上がり、国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官も「個人的には前線部隊でほかの兵士のように平凡に服務させてはどうかと思う」と発言していた。

射撃訓練を受けているヒョンビン=8日、ソウル(聯合ニュース)




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◆ 国防部長官「ヒョンビンも普通に勤務させたい」 ◆

【YONHAPNEWS 2011/04/14 17:44】


 国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は14日、ソウル市内の国防会館で開かれたメディア向けの国防政策説明会で、海兵隊に先月入隊した俳優のヒョンビンについて、「前線部隊でほかの兵士のように普通に勤務させてはどうか」との考えを示した。同部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官が伝えた。

 海兵隊はヒョンビンを4月8日付けで司令部募兵広報兵に配置したが、普通の軍生活を望む本人の意向に反するとの声も出ている。

 金報道官は「ヒョンビンは一般兵として勤務しながら、必要な時に募兵などの広報活動を行う予定だ」と述べた。




◆ 【萬物相】 広報兵ヒョンビン ◆

【朝鮮日報 2011/04/11 16:00:43】


 トラック運転手から「ロックンロールの帝王」になったエルビス・プレスリーが徴兵令状を受け取ったのはテレビ初出演から2年目で、人気絶頂の時だった。エルビスが持つ「大衆的な商品性」を理解していた軍当局は、彼を特別サービス部隊(SSB)に配属し、番組出演やインタビューの機会を与えることを提案した。しかし、エルビスは「特別待偶」を辞退した。 

 エルビスは一般の兵士たちとまったく同じ訓練を受け、西ドイツの米軍基地に配属された。1950年代の西ドイツは、米国が共産陣営と対峙(たいじ)する東西冷戦の最前線だった。エルビスが入営前に髪を刈るところ、背のうを背負い、所属部隊の幕舎に入っていくところが写真で公開されると、ファンは熱狂した。当時の米陸軍文書には「彼を尊敬する多くの若者が軍隊生活でも彼を模範とするだろう」と書かれている。エルビスを宣伝に利用しようとした軍は、彼が特別扱いを嫌い、最前線の一兵士として黙々と服務したおかげで、より大きな広報効果を得た。 

 韓国軍にも「国防広報支援隊」という特別部隊がある。兵士がラジオのDJやイベントの司会を務め、関連広報や部隊内の士気向上を促す部隊だ。芸能人の間で、広報支援隊は「夢の部隊」と呼ばれているそうだ。

 そうした中でも、チョン・ジョンミョン、キム・テウ、KANGTAなどのように前線の捜索隊員や訓練教官助手として兵役生活を終えた芸能人もいる。 

 海兵隊に先月入隊し、新兵訓練を受けている俳優ヒョンビンは、訓練が終わる今月末に「募兵広報兵」として配属されるという。募兵広報兵は、海兵隊の広報活動や士気を高めるための業務を任務とする。

 ヒョンビンはドラマや映画で人気絶頂の時に「軍紀が厳しく、訓練がつらい」ことで有名な海兵隊を志願し話題になった。ヒョンビンが「海兵隊はわたしにとって、長年のロマンだった」と言うと、海兵隊側は「ヒョンビンはほかの訓練兵と同じく、無作為の抽選により所属部隊が決められるだろう」と話していた。 

 広報兵は広報兵なりに難しさもあるだろう。入隊を促す募兵活動には、ヒョンビンのようなスターがふさわしいともいえる。しかし海兵隊は、ヒョンビンに銃ではなくマイクを持たせる前に、国民がヒョンビンの決断に拍手した主な理由が何だったのかを考えるべきだった。当代きっての28歳のスターが兵役生活をほかの兵士たちと同様、黙々と遂行する姿を見せることほど、若者に兵役の義務の神聖さと公正さを感じさせる広報があるだろうか。

 軍がヒョンビンを特別扱いすると決めたことで「ヒョンビン効果」は色あせてしまう危機に直面することになった。 



◆ 韓国軍:ヒョンビンを広報兵にした海兵隊 ◆

【朝鮮日報 2011/04/10 11:58:26】

抽選で配属先を決めるはずが…海兵隊「ヒョンビンは別」
「芸能人には銃のかわりにマイク」 依然残る軍の慣行

「韓国の男なら当然果たすべき国防の義務です」

今年2月、海兵隊への入隊を志願した事実が明らかになった直後、本紙とのインタビューに応じた
俳優ヒョンビン(28)=本名:キム・テピョン=は「なぜ海兵隊なのか」という質問に対し、明るく笑ってこう答えた。
さらにヒョンビンは「海兵隊は長年の夢でした。軍隊生活は、徹底して自分を見つめる時間だという期待があります」と付け加えた。

ヒョンビンの愛国心とロマンは今も保たれているのだろうか。
海兵隊が8日に発表したヒョンビンの配属先に関するニュースは、後味が悪かった。
海兵隊は「ヒョンビンは募兵広報兵として海兵隊司令部に配属され、ペンニョン島第6旅団に派遣される。
22日に新兵訓練修了式を済ませ、4泊5日の休暇を過ごした後、ペンニョン島に向かうことになる」と発表した。
青年たちに入隊を促すのがヒョンビンの主任務だ。ヒョンビンの補職は戦闘兵ではなく、広報兵。

入隊前に表明した覚悟のとおり、ヒョンビンは浦項の教育訓練団で軍人として驚くべき成果を見せた。
個人火器の射撃訓練で、ヒョンビンは20点満点だった。
同期約720人中、ヒョンビン含め特等射手は16人しかいない。
昼間射撃訓練で、ヒョンビンは20発中19発を標的に命中させ、夜間訓練では10発全てを命中させた。

特等射手の徽章も授与された。
同僚と肩を組んで海にもぐり、顔をゆがめながらゴムボートを持って走る
「大韓男児」ヒョンビンのりりしい姿は、国民に強い感動を与えた。

ヒョンビンがどの部隊に配属されるかをめぐる、人々の関心も熱かった。
「仁川市では、ヒョンビンが延坪島に配属されることを希望している」という報道まで飛び出した。
これに対する海兵隊の反応は「ヒョンビンもほかの訓練兵と同様に、7週間の訓練を受けた後、
無作為の抽選によって部隊に配属されることになる」というものだった。

ところが、ヒョンビンに与えられた任務は募兵広報兵だった。
ヒョンビンに先立って海兵生活を送ったミュージシャンのイ・ジョンも、同じ任務を遂行した。

韓国軍消息筋は「ヒョンビンは入隊直後から、募兵広報に活用するための人材に分類されていた。
コンピューターによる抽選は、ヒョンビンには当てはまらなかった」と語った。

ヒョンビンは国防の義務を誠実に遂行し、自分を強く鍛錬するため、海兵隊に志願入隊した。

しかし海兵隊は、こうした純粋な心を持つヒョンビンを、どう活用すれば大きな利益が得られるかと
計算することにばかり夢中になっていたようだ。

現役で入隊した芸能人を国防広報支援隊に配属し、銃ではなくマイクを持たせ、
「芸能兵士」というラベルを張ってきた韓国軍の習慣が、依然として残っているようだ。

こうした状況から考えると、最近ヒョンビンが訓練を行う写真がしばしばインターネット上に
掲載されていることもすっきりしない。
「徹底して自分を見つめる時間を持ちたい」というヒョンビンの願いさえ、むなしく響いている。

今、ヒョンビンは芸能人ではない。兵役義務に忠実であろうとする、韓国の健全な青年に過ぎない。
そんなヒョンビンが軍人本来の任務を忠実に果たせるよう手助けすることが、
国と国民に尽くす海兵隊の役割だという指摘がなされている。

チェ・スンヒョン記者  朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



◆ 海兵隊募兵広報兵になるヒョンビン、新兵訓練後はペクリョン島へ ◆

【中央日報 2011.04.09 11:22:20】


  先月海兵隊に入隊し、新兵訓練を受けている俳優ヒョンビン(本名キム・テピョン、29)が、海兵隊司令部募兵広報兵に選抜されたと、海兵隊司令部が8日明らかにした。募兵広報兵は兵役未了者を対象に海兵隊について説明する業務を遂行する。 

  海兵隊の関係者は「募兵業務を進行するには海兵隊の隅々まで深く理解しておく必要がある」とし「ヒョンビンは海兵隊特性化訓練レベルで海兵隊第1師団(浦項)と第2師団(金浦)、海兵第6旅団(ペクリョン島)と延坪(ヨンピョン)部隊に派遣されて勤務することになるだろう」と述べた。 

  22日に7週間の新兵訓練を終えるヒョンビンは、ひとまずペクリョン島に派遣され、上陸奇襲訓練などを受ける予定。


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