イ・ヨウォンの健康に赤信号 … 『善徳女王』の延長どうなる？

　人気時代劇『善徳女王』（MBC）で主演しているイ・ヨウォンが、連日のハードな撮影で体調を崩した。

 

 

◆　イ・ヨウォンの健康に赤信号…『善徳女王』の延長どうなる？　◆

【KNTV　09/10/09 (金) 23:30】

所属事務所側、「『善徳女王』の延長に同意していない」

 

MBC月火ドラマ『善徳女王』(脚本：キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン、演出：パク・ホンギュン、キム・グノン)の主役イ・ヨウォン(29)の健康に赤信号が灯った。

イ・ヨウォンは、6日と7日に京畿道で行なわれた『善徳女王』の収録に参加しなかった。所属事務所の関係者は、「イ・ヨウォンさんが、長い間休みを取れないまま撮影を行ない、心身共に疲れている。病院の検査の結果、健康状態をチェックできる炎症の数値が、全て基準値より高い数値だった」と述べた。

イ・ヨウォンは、2日間休息を取った後、8日から撮影に合流した。所属事務所の関係者は、「まだ、健康状態が完全に回復していないため、昨日は昼の撮影にだけ臨んだ。今日も、野外撮影なので、健康が懸念される」と伝えた。

イ・ヨウォンは、5月、帯状疱疹で病院のお世話になっている。また、ドラマの序盤に男装して戦争シーンを撮影する際は、全身擦り傷だらけだった。

このため、イ・ヨウォン側は、現在62話まで延長された『善徳女王』の延長に同意していない状況。イ・ヨウォン側の関係者は、「ドラマの重要だが、所属事務所の立場では、俳優の健康が優先だ」と難色を示した。しかし、現在、『善徳女王』でイ・ヨウォンが占める比重が半分を超えているため、制作陣がこれをどう解決するかは関心の的である。

『善徳女王』は、視聴率40%を超え、“国民ドラマ”となっているが、撮影スケジュールは“最悪”というのが、関係者らの共通の意見だ。1週間ずっと、昼夜を問わず、セットや野外を行ったり来たりしているため、俳優全員、疲労が溜まっている状況だ。

ミシル役のコ・ヒョンジョンは、7月、急性腎盂炎になり、ソルウォルラン役のチョン・ノミンは、撮影中に右手の小指を4針縫う怪我をした。チョンミョン姫パク・イェジンの子役として出演したシン・セギョンは、撮影中、馬にぶつかり顔を怪我し、ビダム役のキム・ナムギルも、怪我で半ギブスをした状態で撮影に臨んだことがある。 

 

 

◆　イ・ヨウォン体調悪化、撮影キャンセル　『善徳女王』　◆

【朝鮮日報　2009/10/09 15:35:55】

　人気時代劇『善徳女王』（MBC）で主演しているイ・ヨウォンが、連日のハードな撮影で体調を崩した。

　イ・ヨウォンは6カ月にわたる撮影で疲れがたまり、6日から7日にかけて撮影を休むなど、健康状態に黄信号がともっている。

　所属事務所の関係者は「担当医に『休息・睡眠不足で体の免疫力が衰えている状態』と診断された。現在は炎症数値など体の異常を示すあらゆる数値が高く、やむを得ず二日間、撮影を休んだ」と話している。

　しかし、8日から撮影を再開。イ・ヨウォンはこの二日間を取り戻すため、13日まで休みなしでカメラの前に立つという。

　当初予定されていた全50話から12話分の延長が決まった『善徳女王』は、12月第3週に最終回を迎える。

チャン・ソユン記　者　edaily／朝鮮日報日本語版