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映画 「私の愛、私のそばに」 ハ・ジウォン & キム・ミョンミン < インタビュー & マスコミ試写会 > [ ハ・ジウォン (하지원)]

 

◆ <インタビュー>新作映画で難病の夫支える妻役のハ・ジウォン ◆ 

【YONHAPNEWS 2009/09/17 13:59】

映画「海雲台」で観客動員数1000万人を突破した作品の主演女優として記録に残ることになったハ・ジウォン。これまで実にさまざまなジャンルの映画に出演してきた。2000年の映画デビュー以来、コメディー、アクション、ホラーなど多くのジャンルに出演し、エアロビクス講師、剣客、ボクサーと、多彩な役柄を演じた。

 24日に公開するハ・ジウォンの13本目の長編映画「私の愛、私のそばに」は本格的なメロドラマだ。ハ・ジウォンはこの映画で、難病・筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)を患う夫ジョンウ(キム・ミョンミン)を看護する葬儀指導士のジスを演じた。

「海雲台」に出演したハ・ジウォン=16日、ソウル(聯合ニュース)

 ソウル市内のカフェで16日にインタビューを行った。ハ・ジウォンはこの映画のため自ら進んで、7年間伸ばしてきた髪の毛を切り、実際に遺体の取り扱い方まで習ったという。結婚3回の曲折の多い人生だが「意外に明るく少女のようなキャラクター」のジスを、よりうまく表現したかった。

 さまざまな役を演じてきたとはいえ、難病にかかった夫を守る役柄は今回が初めてだ。激しい感情、涙を誘う姿、時には明るさも伝えなければならず、ジスはそう簡単な役ではなかった。しかし、ハ・ジウォンは迷うことなく、この新しいチャレンジを引き受けたという。「果たして私ならそんな状況でどうしただろうかと考えました。最後まで夫を守ることができるのか。まあ、そういったさまざまな考えが交錯し、ジス役を演じてみたいと気持ちが固まりました。これまでやったことのない役割だったため、新しい挑戦だと思いました」。

 ハ・ジウォンは普段あまり口にしない酒を飲んだり、東大門に洋服の買い物に出かけたりと、半年をジスのように暮らしたという。シナリオを受け取ってからジスのことだけを考えてきたため、いまだにジスが心の片隅にはっきり残っていると語った。

 相手役を演じた俳優キム・ミョンミンは、激しい減量で話題を集めた。20キログラムも体重を落とし、ALS患者の役を少なくとも外見上では完璧(かんぺき)に表現した。そんなキム・ミョンミンにハ・ジウォンは舌を巻く。自分だったらそこまでできただろうか、と。キム・ミョンミンが演技を指導してくれることもあった。「先輩(キム・ミョンミン)があまりにも演技力のある人だったので、一緒に撮影するのは楽でした。ギクシャクしたり、つまづくという感じはまったくありませんでした」。

 今回の映画でハ・ジウォンは歌を多う場面が多かった。話すことさえできないほど健康状態が悪化したジョンウの前で、振り付けを交えて歌ったりもした。実際にハ・ジウォンは、「オッパ」という曲を発表したダンス歌手でもある。

 ハ・ジウォンは自らをスタートの遅い役者だと話す。役柄に完全に適応するのに相当時間がかかるためだ。「海雲台」でも釜山の方言を駆使するのに苦労したという。しかし、練習を重ねることが「観客に対する礼儀」と考え、黙々と前に進むべきだと、言葉に力を込めた。

 「いつも次の作品が最高になると考えています。『海雲台』より『私の愛、私のそばに』のほうが、『私の愛、私のそばに』よりも次期作が、わたしの最高の作品だと信じています」。

ハ・ジウォン=16日、ソウル(聯合ニュース)

 

 

◆ <インタビュー>映画「私の愛、私のそばに」主演のキム・ミョンミン ◆

【YONHAPNEWS 2009/09/16 20:58】

ドラマ「ベートーベン・ウィルス」を終え、難病・筋萎縮性側索硬化症の患者役を提案されたとき、キム・ミョンミンは絶対に無理だと拒んだ。

 そんな彼が20キログラム減量し、難病を患うジョンウになって帰ってきた。「命がけだった」という言葉は過言ではなかった。映画「私の愛、私のそばに」の公開を前に会ったキム・ミョンミンは、落とした体重の半分は戻したものの、依然として健康な体ではなかった。

キム・ミョンミン=16日、ソウル(聯合ニュース)

 できないと言っていた筋萎縮性側索硬化症の患者役を引き受けた理由が何より気になったが、彼は「お酒の席なら話せるかもしれない」としばらく口を閉ざした。「今は運命だったとしか言えません。手に入れたいものをすべて得られないように、逃げたくても自分をがんじがらめにするものがあります。やらざるを得ない状況に追い込まれてしまうんですよ」。

 体重を落としたことにだけ注目が集まるとは思わなかったと言いながら、それでも寂しくはないと付け加えた。最初から努力した分だけ結果が出るとは期待していなかったし、自分との戦いに勝つことだけを目指していたため、それを達成できた自分に満足しているとの説明だ。

 映画で、自らの感情をコントロールできないほど症状が悪化したジョンウは幻想に陥る。突然立ち上がり伸びをし、踊り、妻のジス(ハ・ジウォン)に完治したから迎えにくるよう電話をするシーンだ。

 ジョンウは羽根が生えたかのような軽快な動きと明るい表情を見せるが、実際には最悪のコンディションだったという。ただ横になっているだけでめまいがしたのに、踊りながらターンをするので、そのたびに気力が尽きる思いがしたと明かす。また、真冬の撮影現場で暖房が効かなかったときも、スタッフは厚着をしていたが、自身は薄い患者服で撮影に臨んだ。そんな状況のため、現場では救急車が待機していたという。

 映画の前半では、ジョンウは勉強や恋に打ち込み、甘い言葉でジスにプロポーズするなど、はつらつとした姿を見せる。筋萎縮性側索硬化症の患者ということを除けば、これまでキム・ミョンミンが演じてきた役の中で最も明るいキャラクターだ。いちゃいちゃするシーンは本当に恥ずかしく、キム・ミョンミンならできなかったが、ジョンウだからできたようだと話した。

 自分のカラーを消してキャラクターになりきることが演技の「正道」だと信じ、徹底的に自らをいじめ抜くことで有名なキム・ミョンミンは、それは「自分が楽になるため」だと話す。「キム・ミョンミンの感情は最大限なくそうと努力します。自分に足りないのはジョンウの感情だから。少しでも油断すると習慣のようにキム・ミョンミンが出てくるので、毎日のようにジョンウになろうと非常に努力します。楽しみながら演じる俳優がうらやましかったりしますが、わたしがそんな風にできないのは仕方ないです」。

 

 

◆ 映画「私の愛、私のそばに」マスコミ試写会 ◆

【YONHAPNEWS 2009.09.15】

 

 

 

 

◆ ハ・ジウォン、「温かい心を持った俳優になりたい」 ◆

【Innolife 2009/09/27(Sun) 22:12】

ルー・ゲーリック病にかかって、一日一日死に近づいていく男の傍らを守る女チスは、愛がゆえにその男の最後を見守る。

新しい映画『私の愛、私のそばに』で、献身的に愛する男の痛みを受け止める俳優ハ・ジウォンは、「まだ心が痛い」と撮影後もしばらく胸痛があったことを明らかにした。「最後は愛する男を送ってあげるべきなのに、私がチョンウ(キム・ミョンミン)から離れたくなくて捕まえていたようです。はやく整理したいが、まだ辛いです」 劇中の配役が葬儀指導者なので、生と死についていろいろ考える機会になったというハ・ジウォンは、「チスがハ・ジウォンの人生を悟らせてくれた」と語った。「キャラクターのために、生と死について考えざるを得ませんでした。それを契機に私の生と死についても、考えることになりました。10年間ドラマや映画の中で恋愛をして、その生活がとても楽しくて自分自身を顧みなかったが、最近になって“私は誰なのか”と考えます。多くの経験もしてみたいし、一人で旅もしたいです。今は作品の中ではない、現実の私が愛に陥りたいです」

ハ・ジウォンの人生より、自身が演じるキャラクターとして生きることが、もっと楽しかったというハ・ジウォンは、演技を抜け出して本当の恋愛をしたいと考えるようになったという。「常に作品の中の相手にオールインして、作品以外では恋愛をするべきだという気にならなかった。今回の映画を撮るまでは、こういう愛は同情や憐憫ではないかと考えていたが、後で考えると愛のようです。私もいつかどこかで、そのような運命的な愛に出会いそうです。会えば感じることができるでしょう?」

映画『私の愛、私のそばに』を撮影して、自身の人生を振り返ることになったというハ・ジウォン。今は仕事にだけ没頭していたハ・ジウォンから脱皮して、人間ハ・ジウォンの人生を探している。「ドラマや映画の中で楽しく生きたように、現実でもそのように生きたいです。『私の愛、私のそばに』を撮って、私がいるから俳優ハ・ジウォンも存在すると考えるようになりました。私が確立してこそ、俳優としての人生も確立することでしょう。だから恋愛もして旅行もしたいです」

心が温かい俳優になりたいというハ・ジウォンは、最後に「ある人の人生を表現するとき、観客に感動を与えることができる温かい俳優になりたい」、「ハ・ジウォンという俳優が、色々な人生を感動的に表現して、感動を与えることができる俳優になれれば、永く人々に記憶されるだろう」と希望を明らかにした。

 

 

 

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◆ キム・ミョンミン&ハ・ジウォンが自転車旅行 ◆

【朝鮮日報 2009/09/19 10:07:24】

 映画『私の愛、私のそばに』の公開を控えているキム・ミョンミンとハ・ジウォンが、「ELLE」テレビチームとオランダ・アムステルダムへ自転車旅行に出かけた。

 「自転車天国」と呼ばれるアムステルダムは、自転車でエコを実践している代表的な都市。ハ・ジウォンとキム・ミョンミンはここで、エコを体験しながら映画の撮影で疲れた体を癒し、人生を振り返る時間を持った。

 普段から漢江沿いを自転車で走っているというキム・ミョンミンとは違い、久しぶりに自転車のハンドルを握ったというハ・ジウォン。ハ・ジウォンは「作品が終わると、わたしの中のすべてのものが抜けていく感じがして、いつも新しいもので満たしたい欲が生まれる。自転車に乗ることで新しい楽しみを発見した」と笑顔で語った。

 二人は今回の自転車旅行を通じて、「日常のささいな楽しみを味わいながらしっかり生きていく方法を、心の中にそっくりそのまましまっていく」と語った。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版 

 

 


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